Photoshopの機能『レイヤーを自動合成』の練習がてらに、顔の合成をしてみよう。
まずは、わかりやすい素材として、正面を向いている人物画像を選定。以下の2点をお借りして練習してみます。
『なげなわツール』で適当に顔のパーツを囲み、コピー。女性画像の新規レイヤーにペースト。
この状態で、男性顔パーツ画像レイヤーを『command+クリック』して、選択範囲を読み込み、
『メニュー>選択範囲>選択範囲を変更>縮小』で、縮小量を5pixelにして調整。
次に、この選択範囲を保持したまま、女性画像レイヤーに切り替えて、『delete』キーを押して、女性の顔パーツを削除。
表示すると、以下の感じになる。
見ての通り、元画像の差が出てるのがよくわかる。
最後に、男性顔パーツのレイヤーと女性画像のレイヤーを2つ選択した状態で、
『メニュー>編集>レイヤーを自動合成』を選択すると、以下のダイアログが表示されるので、
そのまま適用すると、、、
女性画像のトーンに合わせて、男性顔パーツを自動的に馴染ませてくれる。
この合成で一番重要なポイントは、切り抜いた男性顔パーツの選択範囲を縮小して、その縮小した範囲内を女性画像から切り抜く点です。
男性顔パーツの切り抜き画像が、女性画像に対して5pixel重なっていることにより、ベースとなる女性画像とのトーンの差分などを自動で計算して、合成時に男性顔パーツ画像を調整してくれる、という流れだと思います。
例えば、極端な合成をしてみましょう。
この両者を同様の手順して合成してみると、、、
合成したい顔パーツの色味を、ベースとなる画像に合わせようと頑張ってくれています。
以上、『レイヤーを自動合成』の使用感です。自動合成の精度はかなり高いですが、顔の入れ替えなんてほとんどしないので、どういう使いみちがあるかしら?もう少し調べてみよう。
0コメント